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イタリア人夫×息子×私。 日々の出来事や感じたことを綴っています。
私たちがローマへ帰省すると、決まって帰国前はみんな揃ってピッツェリアへ。
同じローマっ子の義兄は美味しければナポリ風でもローマ風でもOKと、それほどローマ風のピッツァにこだわりはないんですが、うちのパパは絶対にカリカリのローマ風ピッツァでないとイヤだ!!と頑なにナポリ風ピッツァを拒否・・・
そんな我儘な(?)弟の要望にあうピッツェリアに毎回連れて行ってくれる義兄ファミリー。
去年はマンマの家から徒歩でもいける距離にあったピッツェリアへ行ったのですが、今年は
あそこ
あそこはもうダメ。
金額もド~ンと上がった上に、サービスも悪い。
もう二度と行きたくない
という義兄と義姉。
え、去年も一昨年もあそこが美味しいっていって、結構お気に入りのお店だったはずなのにこの変わりようって??
と、ちょっとビックリした私。
きっと、この一年の間に心象を悪くするような出来事があったんでしょうね。
ということで、今回はサン・ロレンツォ地区にあるピッツェリアへと行ってきました。
ここは義兄宅からも近いので、義兄たちはよく通っているようです。
~PIZZERIA FORMULA UNO~
Via degli equi, 13
00185 - Roma (RM) Italia
Tel. 06.4453866
メニューは紙のランチョンマットに印字されているんですよ。
ちょっと分りづらいでしょうが、↑の写真の赤い文字がメニュー・・・
写真からもお分かりいただけるかと思いますが、ピッツァは薄いローマ風で味も
メニューに値段は書いてませんが、お値段もお手ごろ。
パパも大満足したようでした。
ピッツァを食べたあとは、この周辺を散策しながらBARへ。
このサン・ロレンツォはテルミニ駅の裏側の地区で、テルミニ駅とサン・ロレンツォを分けるように古代ローマの城壁が残っています。
テルミニ駅から城壁にそって下って行くと、中世になってから作られた門があり、さらに下って行くと、古代ローマ時代の門、そして最後に「マジョーレ門」と呼ばれる、古代ローマの門で最大の門にぶつかります。
実は、この「門」は門ではなくて、水道橋を支えていたアーチ二つを後世になってつないだものなんだそうですよ。
そんな古き時代のものがあるかと思えば、近くにはローマ大学もあり近代的なところも多く、古代と近代ががうまく溶け込んだステキな地域なんです。
ぶらっと散策してみるのも楽しいかもしれませんね。
だけど、こんなステキな地域にも悲しい歴史も残っています。
ここサン・ロレンツォは第二次大戦で、ローマで唯一連合軍の爆撃を受けたところでもあるということです。
1943年7月19日、サン・ロレンツォ地区はくまなく爆撃され、一般市民2000人弱が犠牲になりました。
街の中もかなりの打撃を受け、サン・ロレンツォ教会も建て直しを余儀なくされました。
そして、犠牲者の全員の名前を彫った石盤がサン・ロレンツォの中心にある公園におさめられました。
今でも年に一度、この日の記念祭をやっているそうです。
ちょうど公園の横を通ったときに義姉からこの話を聞きいたのですが、その石盤をみるとなんだか胸が痛くなりました。
戦争という名のもとに、何の罪もない多くの方が命を落とされました。
この起きてしまった事実を今更消すことは出来ません。
だからこそ、そこから学び、このような無意味な犠牲がでないようにするべきなのに、今なお戦争によって命をなくされている方がこの地球上にはたくさんいます。
そんな悲しい現状に心が痛みます。
いつか、この地球上から戦争はなくなるのでしょうか。
一日でも早く、そんな皆が笑顔になれる、そんな日がくることを祈ります。
なんだか最後は真面目なお話になっちゃいましたね。
2009.09.16 | | コメント(2) | トラックバック(0) | イタリア滞在記 ~2009 夏~
sanaeさん、お久しぶりです~!
トリエステから帰って参りました(^^)
うわ~sanaeさんは本当にあちこちへ出掛けられていていいなぁ☆
私たちは今回トリエステ散策に精を出し、トリエステからは一歩も出ませんでした(^^;
ちょっともったいなかったかも!?
ローマ風のピザ、美味しいですよねぇ
義妹宅の近所にも美味しいピッツェリアがあるんですが、やっぱりイタリアで食べるピザは美味しい(TT)と感動でした。
ちなみに夫のマンマのピザはふかふか生地の厚めピザなんですが、あれはナポリ風というのかな??
トリエステは国境に接しているため、第一次・第二次大戦では熾烈なゲリラ戦があったそうで、少し山の中に入ると戦時の遺物がごろごろしているそうです。
美しい街とは対照的で、やはり複雑な気持ちになりますね。
↓イタリアのプールって、そんなに深いんですね!
私もプールへ行こうと誘われたんですが、泳ぎが苦手でパスしたんですが…そんな深さではパニックになっていたかも(^^;
更衣室事情もびっくりですね~!
イギリスもジムの更衣室は至ってシンプル(ロッカーすらろくに無い…)なことが多いので、ヨーロッパではそういうプライバシーは気にしないのかもしれないですね。
うーん意外ですね~~
ああ、それにしてもイタリアが恋しいです(TT)
2009/09/17 (木) 15:35:31 | URL | petite nina #APq4Dteg [ 編集 ]
おかえりなさ~い。
イタリア滞在はとても楽しいものとなったようですね。
私たちもそれほどあちこちへは行ってないんですよ。
観光といってもチヴィタとヴィッラ デステに行ったぐらいなので・・・。
あとは家の近くばっかりですよ。
イタリアで食べるピッツァはやはり美味しいですね!!
あの味を持って帰れないのが残念です。
それに日本ではローマ風ピッツァってなかなかお目にかかれなくって・・・・(><)
ほとんどが生地が厚めのもっちりナポリ風ピッツァなんですよ。
お姑さんが作られるピッツァは生地が厚めなんですね。じゃあナポリ風になるのかな。
ナポリ風も美味しいんですが、お腹にズシっと重くて全部食べれないんですよね。
トリエステはちょうど国境に接しているんですよね。
美しい街並みとは対照にそういう戦争の遺物を目にすると、本当に複雑な気持ちですよね。
だけど、戦争をしらない私達にとっては、そういう遺物によってまた戦争というものを知る・学ぶという重要なものにもなるんですよね。
だから、そこから歴史を学び、同じような過ちを繰り返さないようにしなければいけないんでしょうが、まだまだ戦争が各地で起こっているというのは悲しい事実ですよね。
イギリスの更衣室もロッカーがないんですか??
あれって、結構カルチャーショックじゃありません??
プライバシーを気にしないというか、なんとも開放的で日本で育って暮らしている私はかなり戸惑いましたよ(笑)
> ああ、それにしてもイタリアが恋しいです(TT)
私も旅行代理店や広告でイタリアという字をみるたびに、すぐにでもチケットを購入してイタリアへ行きたい衝動に駆られています(笑)
2009/09/24 (木) 06:06:41 | URL | sanae #- [ 編集 ]
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Author:sanae
初めての海外旅行でイタリアを訪れて以来、イタリアの魅力の虜になった私。
イタリア語を独学→語学学校で習得(?)し、イタリアへの語学留学を夢見つつ、結婚・出産・離婚を経験。
そしてなんの縁あってかイタリア人のダンナ様と子連れで再婚。
現在は日本からイタリア移住に向けての準備中。
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